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Naoki H
ServiceNow Employee
ServiceNow Employee

去る2022年8月25日、ServiceNowの開発者コミュニティ向けイベント「ServiceNow Japan Hackathon 2022」が開催されました。数多くの参加チームのご支援・ご賛同のもと、ハッカソンという一大イベントを盛況のうちに締め括ることができました。

当日の活気冷めやらぬうちに、開催レポートをお届けします。 

ハッカソンイベント開催に込める思い 

そもそも、ハッカソンは何のためにあるのでしょうか?私たちServiceNow Japanは、下の3つの思いを込めてハッカソンを開催してきました。

  • 新たなイノベーションを生み出す 
  • 一人一人の開発者が、明日の仕事をより良いものとするひらめきと活力を手に入れる 
  • 新しいつながりの橋渡しとなる  

ServiceNowは「We make the world work better for everyone」というパーパス (企業としての存在意義) のもと、あらゆる人・組織の営みにおけるイノベーションを推進することに注力しています。そうした中で、私たちは新たなイノベーションが草の根から巻き起こることを願い、ハッカソンを開催してきました。また、普段の仕事では必ずしも身近ではないテーマについて考えを巡らせること、開発したアプリケーションのレビューや情報交換を通じて他の参加者と交流することも、ハッカソンの大きな醍醐味でしょう。新たな観点から物事を考察したり、周囲のアイデアに触発されたりすることで得られるインスピレーションとエネルギー。そして新たなつながり。これらは、きっと将来の仕事をより豊かなものとしてくれるはずです。 

 

ハッカソンに名乗りを上げた精鋭たち 

過去最多となる参加チーム 

今年は、過去最多となる26のチームが集結して、ハッカソンを大いに盛り上げてくれました!さまざまな業種のエンドユーザ企業チーム、ServiceNowパートナー企業チーム、そしてエンドユーザ企業・ServiceNowパートナー企業の混成チームを含む多様な面々が集結しました。さらに、昨年に続いてServiceNowの「NextGenプログラム」に参加する広島大学の学生チームも加わっています (参考記事)。 

対面・オンラインのハイブリッド開催 

開催当時のCOVID-19の感染拡大状況や日本政府の方針などを鑑み、2022年は初の試みとして会場・リモートのハイブリッド形式でハッカソンを開催しました。その結果、全員会場参加のチーム、全員リモートのチームだけでなく、会場・リモート混成のチームをお迎えできました。ひとつの会場に集って開発に勤しむ熱気・ライブ感と、場所を問わず同じ時間を分かち合えるフレキシブルさを同時に満たせたのではないかと思います。 

 

今年のテーマ – ハイブリッドワーク 

「ハイブリッドワーク」と聞いて真っ先に連想されるのは、オフィスワーク・リモートワークといった「働く場所」の議論ではないでしょうか?今回のハッカソンでは、単に「働く場所」に止まることなく、今日の私たちの「働き方」を取り巻くありとあらゆるものを見つめるためにハイブリッドワークを取り上げました。そして、「ハイブリッドワークとは何か?」「私たちの将来の働き方はどうあるべきか?」を全員で考えることにしました。 

ハッカソンというコンテストで優位に立つには、イベント当日の開発もさることながら、その土台となるアイデア出しがとても重要です。今回は、8月25日から遡ること約1ヶ月半の7月上旬にウェビナーを開催し、ハイブリッドワークというテーマをお披露目しました。ハイブリッドワークについて各チームなりのアイデアをハッカソンに持ち寄ってもらった結果、8月25日のイベント終盤には本当に多種多様なアイデアが具現化されることとなりました!個人の特技・スキルと課題のマッチング、出社制限で希薄になった人間関係の再構築など、どのチームもテーマが示唆するものを真剣かつ柔軟に考えてきたことが伝わるものでした。 

 

いざ、アプリケーション構築 

ここからは、8月25日のハッカソンイベント当時の様子をハイライトでお伝えします。 

オープニング 

朝9時と早朝ながら、多くのチームに物理会場・Zoom会場に集っていただきました。

ハッカソンを主宰したServiceNow Japanのコアメンバーから激励のメッセージをお伝えしたのに続いて、全ての参加チームからチーム紹介。メンバー構成やチーム名、加えてハッカソンへの意気込みと期待を語っていただきました。今回は、過去のハッカソンの優勝者から2022年にServiceNowソリューションを新規導入したばかりのフレッシュな開発者チームまで、バラエティ豊かな顔触れとなりました。なかでも、ServiceNowのハッカソンは今回が初めて、というチームに数多く参加いただけたことが、主催するServiceNow Japanにとって嬉しいポイントです。また、「自由な開発を楽しみたい」「新しい気づきや刺激を得たい」といった、ハッカソンの理念を体現するような意気込み・期待が寄せられました。 

find_real_file.pngリモート参加のグループからも意気込みを語っていただきました

開発スタート – 午前の部 

前述のとおり、開発テーマは前もって参加チームに案内済みですが、実装はイベント当日の朝がキックオフとなります。 

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どのチームもワイガヤしながら実装のアプローチを探っているようです

ServiceNow Japanからは、お客さまへの技術コンサルテーションを担うメンバーが「Guru」として駆けつけてくれました。Guruは実装・コーディングのお手伝いはできないものの、アイデア・問題のアプローチ方法についてアドバイスする姿が垣間見られました。 

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参加チームにアドバイスするGuruたち

開発はなお続く – 午後の部 

昼食を挟んで、開発は午後の佳境に差し掛かります。

今回は、午後5時までに開発を完了し、午後6時までにアプリケーションのアピール動画を成果物として作成・提出する取り決めとなっています。残り4時間余りで成果を残せるか、ここからが正念場となりました。 

朝からずっと開発画面に向き合ったままだとアタマも体も凝り固まってしまう… 午後3時。毎年恒例のエクササイズの時間です。今年は「ServiceNow Japan社員の『ヨガGuru』」を招き、ヨガで心も体もリフレッシュしました。 

find_real_file.png立った姿勢のままできる「ライトなメニュー」とのこと

開発終了・成果物の準備 

午後5時を目処に開発は終了。ここからは開発したアプリケーションをアピールいただくための動画資料・プレゼン資料を成果物として各チームに準備いただきます。なお、今回の作品の審査は、作成いただいた成果物を通じて実施させていただくこととしました。ServiceNow Japanの選抜メンバーにて全チームの成果物の審査を実施し、2022年9月中旬に審査結果をお届けします。 

 

フィナーレ 

ServiceNow Japan Hackathon 2022は午後6時にフィナーレを迎えました。 

find_real_file.png最後に集合写真を撮影。会場には総勢100名の方にお集まりいただき、加えて20名の方にリモート参加いただきました

最後に、ささやかながら懇親会を開催させていただきました。懇親会は、感染症対策に配慮しつつチーム間で交流いただき、互いのアイデア・アプリケーションから有機的な学び・刺激が生み出される時間としました。とあるチームのメンバーからは、「別のチームがモバイルアプリを開発していたが、モバイルアプリ開発に着手したのは今回のハッカソンが初めてだったと聞き、印象的だった」といった声が聞こえてきました。こうしたインスピレーションがそこかしこで生まれてくれたことを願ってやみません。 

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開発したアプリケーションを前に、参加チーム間の交流

 

あとがきに代えて 

今回ハッカソンにご参加いただいた26チームの皆さま、優れたアイデアとインスピレーション、そして活気と情熱をもたらしていただきありがとうございました!日々の取り組みでご多忙のなか、これだけ多くの方々に集まっていただけたことは、ServiceNow Japanとしてこれ以上になく嬉しい限りです。また、今回は残念ながらご都合が合わなかった皆さま、そしてServiceNowのハッカソンにご興味をお持ちの皆さま、次のイベントでお会いできることを楽しみにしています!