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Toru Inoue
ServiceNow Employee
ServiceNow Employee

※本記事は、ServiceNowのパートナー様より寄稿いただいたものをServiceNow社員が代理で投稿しています

 

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<最初に>

本記事は、ServiceNow®資格試験をオンラインでの受験検討されている方・準備されている方向けとなります。

2021年3月現在、日本各地のテストセンターにおいては、新型コロナウイルスへの対策は十分に実施されていると伺っておりますが、テストセンターまでの移動にも感染リスクを感じられる方がいらっしゃるかと思いますので、本記事をご確認いただいてオンライン受験にのぞんでいただければと考えております。


 オンライン受験は、テストセンターでの受験とは異なり、受験のための端末だけでなく一定の条件を満たした環境を受験者自身やその仲間たちで整えなければなりません。この受験環境を準備する際の注意点だけでなく、オンライン受験中に発生しうる突発的な事象への対応方法などを記載することで、本来の受験に全集中いただき、合格率を高めたく本記事を投稿いたします。少しでも皆様の資格試験合格に役立てれば幸いです。


<前提>

オンライン受験については、まずServiceNow社のブログ記事(【ServiceNow認定資格】オンライン試験ってどんなもの?)を事前にご確認ください。本記事には、上述ブログ記事と情報が重複している部分もあろうかと思いますが、ご了承ください。

上述のブログ記事への補足
 端末と外付けWebカメラの接続時には、USBの延長ケーブルを用意しておくと良いでしょう。オンライン受験においては市販されている一般的なWebカメラで映る範囲よりも広く映す必要があり、Webカメラについているケーブルだけでは距離が足りない場合があるためです。USBの延長ケーブルは、お近くの100円ショップでも入手できるので、環境セットアップ時に用意しておきましょう。
 また端末にはSentinel Secureのインストールと受験者の生体情報の登録が必要となりますので、以下の記事(英文)を元に事前に対応しておきましょう。
  How to Install Sentinel Secure (Sentinel Secureのインストール)

  Create A Biometric Profile / Enroll in Biometrics (受験者の生体情報登録)

 

<準備時:予約~受験前日ぐらいまで>

 受験申し込みサイト(Webassessor)での申し込みはテストセンターでの受験と同じ手順となりますが、「オンラインで監督された試験」を選びます。受験時間帯は、日本時間の日中帯だけでなく、オンライン受験の監視官の空きさえあれば、極端にいうと日本時間の土日祝や深夜または早朝での受験も可能です。自分の都合の良い時間帯を選んで申し込んでください。

 

<受験直前 受験予約時間の1時間ぐらい~受験直前>

端末設定:Windows端末の方は事前にMicrosoftアップデートを済ませておくか、一時的に停止しておきます。試験前試験中でMicrosoftアップデートが走行すると、それも受験へのモチベーションを下げてしまうかもしれないためです。Windows端末/Mac端末に共通しますが、デスクトップへの通知も受験時間帯前後1時間程度は停止しておきます(Sentinel Secureでの試験中は通知が出ないようになっていますが、試験直前に通知があることで集中をそがれないようにしましょう)
また、ノートパソコンの場合、備え付けWebカメラと外付けWebカメラの切り替えしなければならない場面もありますので、どうやって切り替えるかは事前に確認しておくと良いでしょう。

 受験環境:受験する場所のテーブルの上には、受験用の端末と(少し離れた場所の)外付けWebカメラ、マウスのみを置くようにしましょう。電源ケーブルやUSBケーブルは見えていても問題にはなりません。腕時計、携帯電話、ノート・本、筆記具、飲み物などは置かないようにします。また、胸ポケットにボールペンがささっていたり、社員証などを首から下げていても監視官から指摘されますので注意してください。テーブルの下や受験者から見て正面の壁や天井などにもカンニングを疑われるようなものは置かないようにしましょう(あまり神経質に片付ける必要はありませんが、監視官の疑義を生まないようにするためです)
外付けWebカメラがいい感じに設定できたら、その置き場所に印をつけておくと良いでしょう(のちに必ずこの外付けWebカメラを動かす手順があるためです)

 環境さえ整えば、オフィスの会議室でも実施が可能です。弊社では数十人収容の会議室でテーブルを一つだけ置いて受験したことがあります。若干、広すぎて受験者が落ち着かない気持ちになる、という欠点があるかもしれません。会議室で環境を整える場合は、監視官に疑義を持たれないよう、ホワイトボードに何も書かれてないことや内線電話が鳴らないようにするなどを受験前に確認しましょう(会議室での受験についてのチェックリストを作成すると作業漏れが防げるでしょう)

 

<受験開始:受験用のソフトウェア Sentinel Secureを立ち上げてから最初の設問表示まで>
予約時刻(の少し前からでも、またちょっと過ぎてしまっても数分なら問題ないはずです)になったら受験用のソフトウェア(Sentinel Secure)を立ち上げ、以下を進めます。

  1. 免責事項が表示されます(とても長い英文が表示されますが、 Yes, I accept. ボタンを押し次に進みます)
  2. Startボタンを押します
  3. 受験者の生体情報が登録されているかどうかの確認(Webカメラに対し正面を向いて少し静止します。眼鏡は外しておきましょう)
  4. “I’m ready, begin the exam!”ボタンを押す

この後は監視官がチャットで呼びかけてくるまで通常数分からときには十数分かかることがありますので、辛抱強くおまちください。このとき、焦ってSentinel Secureを再立ち上げしたりしないでください。受験者が勝手に再起動などすると受験自体が無効となる恐れがあります。必ず監視官の指示に従いましょう。

監視官からチャット(基本英文)で以下3点の指示があり対応が必要です。ただし、下記以外にも依頼されることがあります(想像の域を越えませんが、受験者に対して無作為で対応を依頼しているのかもしれません)この場合、チャット画面に「Japanese, please」などと入力して日本語でのコミュニケーションを要望すると、翻訳して対応してくれますので、ご安心ください。

  1. 身分証明書の提示

受験時に、受験者の氏名英語表記と顔写真のある身分証明書の提示を求められる場合がありますので、事前に用意しておくと良いでしょう(2021年3月時点で日本語受験者は身分証明書の提示が免除されているはずです。身分証明書は、経験上パスポートが一番良いです。運転免許証は英語表記がないため、違うものを提示してほしい旨依頼されたことがあります)

  1. 外付けWebカメラを使用した受験環境の確認

外付けWebカメラを手に持ち、受験端末の周り、テーブルの上、テーブルの下、受験者の周りのすべての壁や天井を映します。映す際には、1か所5秒ほど停止しながら、次々に映していきます。電源が消えているテレビなどがカメラに写っても大丈夫です。環境音も拾って監視されているようですので、あまり騒がしいと「なんの音か?」といった質問がチャットで飛んでくる場合があります。

  1. 眼鏡のチェック(眼鏡をかけている方限定)

外付けWebカメラに眼鏡をいろんな角度から映すようにします。

 

以上のチェックがおわったら外付けWebカメラを元の場所に戻します。

チェックが完了すると、監視官側の操作で問題文が表示されるようになり、実際の受験が開始されます。

 

<受験中>

稀に(監視官側か受験者側の)インターネット環境の予期せぬ不良などでWebカメラの画像が表示されなくなったなど、監視官よりチャットで問いかけられる場合がありますが、こちらも日本語での対応が可能ですので、監視官の指示に従ってください。監視官側の問題で受験が完了できなかった場合には救済措置もあるようですので、ServiceNow社に問い合わせをお願いいたします。問い合わせする際は、Now Learning にログインし、HELPメニュー内のCreate a case から起票をお願いいたします。問い合わせ内容は、日本語で記載して問題ありません。

 

いかがだったでしょうか?本記事が参考になり、良い結果が得られましたら、幸いです。